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女神ミリアに関する考察 by BOF3

1. はじめに
ブレス・オブ・ファイア3から、
女神ミリアは何故滅びることになったか。
女神は実際に会うまで一体どういうやつなのか
よくわからないところがあった。
いやほとんど何も分かってはいなかった。
最後に女神と出会い、プレイヤーはある選択を迫られる。

・竜の力を捨て、女神と共に生きる
・自分の足で歩く

談だけど、こういう選択肢が出たら、
私なんかはついつい上を選んじゃうんだよね。
いやしかし、ラスボスの選択肢に悩まされるなんて
ドラクエ1以来でしたよ。
ええ、もちろんそのときは世界の半分を頂きましたよ。

回も悩んだ末、女神さんと相談して、
事を穏便に済ませようとしたんですけどね。
どうなったかって、短いエンディングがあってFinだよ。
終わりだよ。タイトルに戻ったよ。
まぁ、うわぁあああぁぁぁ・・・って感じにはなったかな(笑)
予想は出来たけどしまった! ってね。

んな選択は、どうでもいいことのように思えるかもしれない。
でもよく考えるとこれは案外悩ましい選択なんですよ。
もちろん下を選ぶのが「正しい」んだけど、
じゃあ何で正しいかって、
そこは考えなきゃいかんでしょ

2. 世界観について
あ基礎部分として、本当は面倒な説明なんて全部はしょって、さっさと本題に入りたいところだけど、一応軽く説明はしておこう。前にプレイしたけど忘れたという人も多いだろうからね。ここを読みながら雰囲気を思い出せたらいいね。

ずは日本みたいな島国を想像すればいい。周りが海に囲まれていて、外がどうなっているかが分からない。そういう島。文明のレベルはかなり低い。機械があるが、それは全部外の海から流れてくるものを流用しているだけに過ぎず、自分たちで作るのではなく、修理して何とか利用しているというところ。

こで少し変わった登場キャラを考えなくちゃならない。竜とガーディアンだ。竜はものすごい力を持ってる。舞台となっている島など軽く吹き飛ばせるのではないかというほどのもの。ガーディアンは神(女神)の僕(しもべ)。昔、竜族とガーディアンとの戦争があって、竜族は滅んだことになってた。実際のところ、竜族は力はあったが世界(島)をどうかしてやろうというつもりはなく、あっさりガーディアンたちに殺されまくった。大量に殺された。これがゲーム開始前の歴史ってことになるかな。

ゃあ次は、ゲーム開始後からのいきさつ。
主人公は滅びたと思われていた竜族の生き残り。色々あってガーディアンの「ガーランド」を仲間に加えて旅をする。(この時代にはガーディアンも彼ぐらいしか残ってない。)

かしガーランドの本当の目的は主人公と戦うことだった。ガーランドは主人公に戦いを挑むが、圧倒的パワーによってねじ伏せられる。そしてガーランドは疑問を持つ。これほどまでの強さを持った竜族が、過去の戦いで何故あっさりとやられていったのか。自分たちに竜を滅ぼせと命令していた女神の目的は一体なんだったのか。ガーランドは、女神の真意を確かめようと決意し、主人公と共に女神に会いに行こうと、再度旅を共にするのであった。

3. 女神ミリア
、最後にミリアと会う。ミリアはなんで竜族を滅ぼしたかったのか。まずミリアがいたのは、外海、普通ではたどり着けないような場所だ。いざ着いてみれば、島の中にこもってたら、一生知ることのなかったであろう世界がそこにあった。そこは一面砂漠だったわけだね。その砂漠の荒野の中に、島にはない超技術を集めたような、しかし無人の都市があった。女神はその中にいた。たった一人で。

女は何をしていたか。生命を守ろうとしていた。生命とは、人間や人間でないもの、モンスターも、とりあえず生きてるもの。大昔、技術はずっと高いレベルまで発展したけど、人々はその力で戦争して勝手に自滅した。

の戦いのせいで、世界が砂漠化しようとしたけど、女神は島となる世界を切り離して、超えることの出来ない海の中に閉じ込めた。そうしてその島が砂漠化するのを防ぎ、生命を守った。もうみんなが余計な力を持って、争わないように、最低限の機械(スクラップ)を流して、さらに生き物の化石に自分の力を送るなどして、争うには足りないけど、生活は豊かになる程度の恩恵を与え続けた。健気だね(笑)

も彼女にとって都合の悪い連中が出てきた。それが竜族。そいつらはとんでもない力を持ってて、島の生命を守りたい彼女からすれば、もう不安で不安で仕方ない。なんせそいつらが力を発揮しようものなら、島の生き物ごと全て吹き飛ばしかねないから。竜族も愛すべき生命ではあったけど、彼女にとってはより多くの生命を守ることが優先されたようだ。

から女神はガーディアンに、竜族を根絶やしにしろと命令した。ガーディアンたちは特に疑いもせず、神の命令に従った。宗教みたいなもんだね。神は絶対だから疑う理由なんてない。数学の公理みたいなもの。それを否定したら全てがだめになる。神は彼らにとっての存在理由だ。でもガーランドはそれを疑ってのこのこやってきた。竜一族の生き残りを連れて。

4. 決断
て、主人公には2つの選択肢が与えられる。
もう島には戻らず、力を捨てて、女神のもとでひっそり余生を送るか、
女神の庇護を否定して、勝手にやりたいようにやるか。

神をシバいたら、もう島を守ってくれる神はいなくなる。楽な生活も出来なくなるだろう。砂漠化の危険も出てくる。なかなか大変そうだ。主人公だけが力を捨てて、女神と一緒に暮らすことで、それまでの生活が守られるって言うなら、別にそれもありなんじゃない?と、一瞬思ったりもした。でもそれじゃバッドエンドで終わってしまう(笑)

の神を退場させる理由を考えてみた。
神を殺すと島の生命は色んな恩恵を受けられなくなる。ちょっと生活が大変になる。どのくらいかって、これは私の想像でしかないけど、ある日石油がぴたっと止まるぐらいじゃないかな。

もそれ以前に神は、別に何の気もなかった、ちょっと周りより強い力を持ってたってだけの竜族を皆殺しにさせてる。まさに世界は犠牲の上に成り立っている。でもそれでいいんだろうか。また似たような連中が現れたら、またやっつけるのか。しかし結局、集団と集団との戦争では、生命は嫌でもそれに巻き込まれざるを得ないだろうし、ましてやそれが力を持った連中同士であるというならなおさらじゃないか。

体、ただ力を持ってて危険だから死ねというのが気に入らない。不安なのは分かるが、その不安を明確に敵意として表せば、相手だってその気がなかったとしても、その敵意に応えるように、力の利用を考えるのではないか。それでみんなが不幸になるなら本末転倒だ。


の例が正しいのかどうかはわからないが、力を持ってる連中は殺せというのを現実で考えるとかなりえぐいことになりそうな気がする。今の世界で強者といえるのは、先進国の人々だと思う。こんなわずか何割かの人間のために多くの途上国の人間が犠牲になっているとすれば、私たちは死すべき存在かもしれない。でもそんな理由で殺されるのなどまっぴらだ。というか意味が分からない。偶然先進国に生まれたものは皆、そのことによって死なねばならないのか。先進国の人々をみんな殺すことに成功したとして、次はBRICsやんのか。その次はVISTAか。そんなもん繰り返してたら守らなきゃならない人間なんていなくなるんじゃないか。


た長くなってきたし、そろそろこの話もまとめよう。
女神ってのは、いつまでたっても子離れしない母親と同じだ。いい加減子供の成長を認めやがれ。わざわざヤバそうな奴を殺してくれなんて誰も頼んでねーよ。滅んじまったらそのときはそのときだ。ガキの喧嘩に手ェ出すなボケ。よし終了。神には退場していただこう。

5. 神はどうすればよかったのか
ちゃくちゃ強引なまとめで切っちゃいましたけど、
じゃあ女神さんはどうするべきだったんでしょう。

ず過去の超文明が崩壊して人もたくさん死んじゃいました。
砂漠化しました。
だから越えようのない海で島を囲って、
砂漠化から守りました。
何にもないと大変だから、
ちょっぴりエネルギーを流したりもしました。

分この辺まではよかったんだと思うよ。
やっぱり竜族皆殺しがまずかったよ。
あらゆる生命をわが子のように大事にしてたのは分かるよ。
でもそれを自分で殺しちゃダメじゃないですか。
うらみもうらまれもするし。
そういうのは簡単には消せないですよ。

事者じゃなくても、端から見てれば、
それなんかおかしいだろって思いますし。
あぁ異端者はこうなっちゃうのかあって見せられたら、
次はわが身か?
なんて思ったりなんかもして。

し自分には危機がないと分かってても、
そういう妙に不寛容な神に管理されてると思うと、
気持ち悪いです。

って、私の回答としては、
神は舞台づくりを終えたら、
おとなしく隠居しとくべきだったんですよ。

上、これくらいでミリアの考察を終えたいと思います。
最後にゲームの中ではどんな理由がつけられたのか見ておきましょう。

主人公
力を捨てると…自分が自分でなくなる気がしていた

なるほどアイデンティティーですな。

仲間の一人(賢樹ペコロス)
お前の世界では生命は、「死なない」だけだ…
それだけでは、「生きている」とは、言えない…


いいこというじゃないか、このたまねぎめ。



bof3のストーリーはありきたりなものです。
似たようなのはいっぱいあるので、
一つの答えを持っておけば、
これからまた私神様なの、
なんて抜かすようなのが出てきても、
安心してぶっ飛ばせますね(笑)

今回の神は、
やってることがかなり矛盾してたこともありますが、
私がここで述べたことの要点は、
自立とか自由ってことです。

私はプレイしててミリアと島の住人の間に、
母と子のような関係を思い浮かべたんですけど、
多分、同じことを考えた人は多いんじゃないでしょうか。

だからといっては何ですけど、
上の論理が通用するのは、
子は親から自立するもんだっていう価値観がある限り、
ということになりそうな。

もし親と子はずっと一緒にやっていくもんだ、
なんて価値観が出てきたら、
ミリアはそれほど間違ってないことになる感じはします。
ただミリアの場合、少し過激すぎましたけど。

ミリアが殺しなんてやってなければ、
案外彼女を認める意見は多くなるような気もします。
だってただの便利屋さんだもの(笑)
庇護が成長を阻害するとか、
管理されてることの気持ち悪さっていうのをどう捉えるかでしょうね。

それにしても、女神ミリアって、
戦闘前は超美人ないかにも女神って風貌なんですけど、
戦闘になると見事なまでに化け物化するんですよね。

ラスボスだし雰囲気出しとけってことかもしれないんですけど、
ちょっと残念な気がしないでもなかったり。
少しでもミリアに違和感を持った人でも、
その姿を見れば、
それだけで安心してぶち殺せますからね。

もう姿が絶対悪を体現しちゃってるから、
プレイヤーに残る印象も悪の面が強そうです。
まあそんなこともあって、
今回彼女を取り上げてみたんですけどね。
ぼろくそに書いたりもしましたけど
彼女には、確かに悪意は微塵も感じられませんでした。
結局価値観の違いといったところでしょう。

消える前に、神よ私はどうすればよかったのでしょう、
なんて言ってるのを見ると、
ミリアも弱い存在だったんだなあとか。
自分でも、私みたいな弱い力に、
竜なんて抑えられないのよとか言ってたし、
最初から自覚はしてたのか。

しかし結局最後は暴力で解決ってあたりが、RPGらしい。
話し合いで解決に持ち込んだらバッドエンドだもんなあ(笑)


どうでもいいけど、レベル50近くまで上げたから、ラストダンジョンの敵も弱かったんだけど、ミリアは最後ギリギリだった。ちょっと油断した。あと少しのとこで、破滅の光連発されたのはかなりあせった(笑)
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