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side A『経済成長って何で必要なんだろう?』飯田泰之 他、芹沢一也・萩上チキ 編

side Aとside Bに分けてみた。
A面はいつもどおり本の感想。
B面は読みながら思いついたお話。


まずタイトルに引かれた。
でも、見た目と対話と人物に、
また別の意味で引いた。

見た目が何か安っぽい。
何だこのダンボールみたいなの。
しかも対話かよ。
おいおい出てくる人物も、
最近急に出始めたような、
声が大きいだけな感じの若造ばっかじゃないか。

かなり酷い第一印象だ。

立ち読みした限り、
飯田と岡田のエコノミスト同士の会話は、
それなりに面白そうだったから、
最悪この2人の対談さえ読めればいいか、
と思い買う決心をつけた。

で、読んでみたけど、
やっぱりこれからは若者の時代だよね!!
腰が重くて、何も出来ないジジイどもに用はないよね!!

さすがに、これはただのジョークだけど、
でもやっぱりこれからは若者の時代かなと思った。
価値観もしっかりしてるし、
何より、戦略的で実践的なところがいい。
年寄りは細々と理論体系をまとめてればいいと思った。
(どうせもう体力もアイデアも枯れてるだろうし)

それから飯田の意見にいちいち共感できた。
間違ったら修正させてくれよなんてとこも、そうだよねと思った。
一貫性がどうのこうのとよく言われるけど、
私は、必ずしも守らなきゃいけないとは全然思わない。
君子は豹変するのである。

間違えたと思ったことを修正せずに
貫き通すなんてのも馬鹿馬鹿しいと思う。
サンクコストなんて言い方もあるけど、
それはそれとして切らなきゃいけないんだ。
あまりこだわりすぎると結局、余計なコストがかかるだけ。

コミュニティ賛美の反対も完全同意させてもらう。
そんなに田舎がよけりゃお前一人で行ってろ。
地域コミュニティがどうとか、
気持ち悪い思想押し付けるな。

仮に日本全土に地域コミュニティが行き渡ったとしたら、
そのときは間違いなく、
コミュニティ疲労とか、コミュニティストレスみたいな
新しい言葉が生み出されるね。
一生コミュニティに拘束されるとか
考えただけで寒気がする。

コミュニティ信者はどこか一箇所に集めて隔離しておけばいい。
同じ理想を持ったもの同士が集まるんだから彼らも幸せだろう。


最後に、思った以上に面白い内容だった。
多くの人に読まれるべきだと思う。
最近急に出てきたような若い連中の本は
どれも感情論、思い込み論みたいなのばっかで
つまんないんだろうなあと思っていたが
どうやら思い違いだったかもしれない。
案外インテリでクレバーだった。
これを読んでしたたかさを身に付けたいところ。


念のための追記2009/7/13
コミュニティって言ってもいろいろある。
そりゃあ助け合うってことはいいことさ。
でも、地域のコミュニティを盲信するのはよくない。
本書にも出てきてるけど、
田舎のコミュニティなんて
思ってるほど、いいもんばかりじゃない。

閉鎖的で、陰湿で、意味のない習慣があって、
日本人の負の性格みたいなものが、
集まってるようなところだってあるよ。
もうちょっと現実見ないとねってこと。

だからといって、地域を潰せというわけでもないけどね。
飯田が、地方よりもっと都市に住めって言うけど、
そんなに簡単じゃないだろう、と。
国土の均衡ある発展が馬鹿馬鹿しいのは認めるけど、
そういうとこが、少し学者チック。
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