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ローラント・ジーモン=シェーファー『ベレーニケに贈る小さな哲学』 訳:須田朗、鈴木仁子

哲学って何? というあなたへ
「哲学入門」を騙る超難解哲学書をつかまされる前に
まずこの本を読んでください

こんなタイトルですが
古代ギリシアから現代までの、
主要な哲学・思想のエッセンスが、
ふんだんに詰め込まれています

様々な考え方を提示してくれているので
これを読めばきっと思考の範囲・視野が、
ぐっと広くなることでしょう

こんなすばらしい入門書は、なかなかないですよ、ほんとに

最初ことばとは何かというところから始まって、
科学方面へ向かっていくんですけど、
(でも別に科学知識とかなくても問題ないですよ)
どんどん引き込まれていく面白さです

しかし本当に私が面白いと思ったのは後半からです

次から次へと哲学的・思想的に重要な考えが出てきて、
宗教、神、何とか主義といったものの欠陥を暴き、
いかに駄目になっていったかを披露していくさまは、
まことに痛快です

この本、実は図書館で何気なく手に取った1冊で、
借りもせずに何度も通って、
2週間ぐらいかけて読みきったんですけど、
少し舐めてました

12歳のわが子にとか言うから、
すぐ読める簡単な内容だろうし、
分かりやすい言い回しでも勉強しようかな
程度に読み始めたんですが、
綺麗に並べられた展開に舌を巻きました

これは12歳の子供より大人が絶対読むべき本です
というか、向こうの12歳児がどうか知りませんが、
小学生が300ページ弱のハードカバーを、
しかも哲学なんて少し想像できませんね

しかし、12歳児でも理解できるようにという
コンセプトで書かれた本なので、
哲学の入門書としては最高クラスだと思います

私も自分で購入して何度も読み返したいと思います
何冊か買って誰かにプレゼントしたいぐらいです
でも哲学書なんて贈られてもウザイよなあ(笑)

誰か哲学に全く縁のなかった人が読んだら
どう思うのか聞かせて欲しいなあ
とにかく私は、とても読みやすくて面白い
優れた哲学入門書だと思います
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bq69pd

Author:bq69pd
以前に鳥取で大きな地震がありましたため、日本一危険な国宝とされるあれ、投入堂はしばらく見ることができないかと危ぶまれてましたが、実は今年の4月に開山されてたんですよね。危険ではありますが上がっていくと見晴らしはすばらしく、一見の価値はあるんではないかと思われますよ。私もちゃんとのぼったよ。

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