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工藤綏夫『人と思想19 キルケゴール』 清水書院

人と思想シリーズはいい
ある人物を知るときに、この本を1冊読めばだいぶ参考になります

それはさておき、キルケゴールですが
彼の考えには共感できました

彼は客観的真理より主体的な真理に重点を置いています
私も客観的真理については懐疑的です

今でさえ正義と言われることを守るどころか
平気な顔をして不正をやらかすような連中がはびこっているのに
みなさ~ん、世界の真理が見つかりましたよ~
今後はそれにしたがって生きましょうね~
とか言ったところでどれだけの人間が守るかって話です

そもそもみんな違った考えを持ってるんだし
自分の生き方を示すような真理なら
なおさら自分で探すべきだろうと思うわけです

ショーペンハウアーじゃありませんが
人に考えてもらった真理なんぞ受け取ってどうすんだって

みんなが同じ真理の中で生きる社会というのは
集団生活するロボットと変わらないでしょう
争いも悩みもない合理的な理想社会ができるのかもしれませんが
私は遠慮したいところです

少しキルケゴールから外れましたかね
彼が言っているのは、
自分の内面性をはぐくみ、
主体的に考え、行動せよということです

何も考えていない愚かな個人が、
集まっただけの社会・集団は無力どころか
有害でさえあります

自律的・主体的個人として社会に参与すること、
そしてその中で確固たる一人の人であること、
それが大事なのです

少し抽象的で分かりにくいでしょうか
つまり、外から入ってくる情報に流されず、
よく考えて行動しようということなのだと思います

そして社会の中で個人というのは、
とかく無視されがちなものです
だからこそ個人は強く、賢くあらねばならんのじゃないかと、
私は思いました

さて、以上を読むと、
彼は比較的ポジティブな人間に思えるかもしれませんが
全然そんなことはないので注意しましょう

私が変なバイアスをかけてしまっているかもしれません
それにこれを書きながら、自分の理解の浅さを感じました
もし興味があれば、
彼のネガティブっぷりは自分で読んで確かめてみてください


追記2009/12/4
何やら言ってることがおかしんちゃうかと、
そういう疑問を持つ人が多そうなので、
いまさらながら、釈明でもしてみたり。

ここで言ってるのは、大まかに分けて3つ、
客観的真理は役に立たん。
内面性は大事。
自律的で主体的。

1つ目は特に問題なし。
2つ目、3つ目は微妙。

内面性は大事かもしれないけど、
だからといって、外面性はどうでもいいとかいうことはない。
キルケゴールの時代のデンマークで、
内面性があまりにも捨て置かれてたから、
彼は内面性を強調してた。
だから、彼の思想が内面性重視に見えたのだろう。

次、自律的・主体的とかいうのは、かなりずれてる。
確かに大衆批判もしてたけど、
彼の主体性はキリスト教的なもの。
明らかに私個人の考えが混ざってる。

ひとまずこれぐらいに。
詳しくは、キルケゴールカテゴリーの中の記事を見てほしい。
これはあくまで感想として捉えてもらおう。
ただ、感想とするには、
少々誤解を招くような書き方なので、
弁解の必要を感じた。


でも、そういえばまだ彼の思想に
深く突っ込んだ記事がありませんね。
近いうちにまとめて出すので、
そのときどうぞ。

うーん?

なにか趣旨がずれていると思います。
もう一度読み直してみては・・・?

Re: うーん?

うわぁ、私こんなの書いてたんですね。
この当時はやたらと個人の主体性、というか、
引きこもり型主体性に凝ってたんでしょう。
単に自分の主張述べてるだけですね。
キルケゴールはあんまり関係なさげです。
でも感想だから別にいいか、と開き直ることにします。
誤字もあるし、直しとこう。

キルケゴールに関しては、
キルケゴールカテゴリーの記事を、
見てもらった方がよさげです。
そちらの方が正確な理解を重視してます。

ご指摘感謝。
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