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サイモン・シン『フェルマーの最終定理』 訳:青木薫

1995年5月、『Annals of Mathematics』に、アンドリュー・ワイルズによるフェルマーの最終定理の証明が掲載され、300余年もの間、数学者たちを悩ませ続けた問題にひと段落ついた

この本を読んで、数学のもろさを感じた

フェルマーの最終定理の証明をきちんと理解しているのは
数論研究者の中でも10%程度のものだという
多くの研究者は他の誰かが審査した結果に従い、
それを利用するのである
乱暴に言えば、学生が意味の分からない定理を使って
与えられた問題を解くのとそう変わらない

実際読んでいて、わけも分からず二次方程式を解くために
不可解なあの解の公式を使っていた自分の姿が思い出された

話を戻すが
もしフェルマーの定理に対する証明の審査をした人が間違っていたら?
人間のやることなのだから、間違いが起こらないとは言い切れないだろう

最終的な判断を行うのが、結局人であるなら
一体、人文科学とどれほどの違いがあるだろう
そこに絶対性を見出すことは難しい

別に私は数学を疑っているとかいうわけではない
ただ、あらゆる学問の中でもっとも確からしいと
考えられがちな数学が、思っていたよりは不安定で適当な、
そういうものであるということに、
何か複雑な感情を抱かずにはいられなかっただけである

以前ある数学者から聞いた話を思い出した
数学者は絶対に公理を否定することが出来ない
公理を認めなければ、これまで長い時間をかけて
積み上げてきた全ての知識が無駄になってしまうからだ

絶対に確かなものというのは、なかなか見つけにくいものだ
多くの哲学者が真実の世界を探したがるのも
無理はないということか
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Author:bq69pd
以前に鳥取で大きな地震がありましたため、日本一危険な国宝とされるあれ、投入堂はしばらく見ることができないかと危ぶまれてましたが、実は今年の4月に開山されてたんですよね。危険ではありますが上がっていくと見晴らしはすばらしく、一見の価値はあるんではないかと思われますよ。私もちゃんとのぼったよ。

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