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今野真二『常用漢字の歴史』

常用漢字って決めていくの大変。

最近古文書に手を出し始めたこともあり、
もともと漢字への興味は
強いほうだったけれど、
ますます知識として
持っておいて損はないか
という状況にあるため、
読んでみた。

昔の人が工夫をこらしてきたから、
今の私たちが
簡単に漢字を書いたり
覚えやすくなってきているんだとわかった。

なんとなくでも、
昔の漢字いわゆる旧漢字とかいうやつは
画数が多かったり、
妙な動きをする線があったりして、
難しいというイメージを
誰でも持っているだろう。

今私たちが使っているのは、
そういう部分を省略したから、
当然簡単になっているのだ。

しかし
今から覚える人には簡単であっても、
いざ昔の字を読もうと思ったら、
今と昔で使っているものが
微妙に違ってるから、
その時の文章が読めないとかいう
弊害もあったりするのだ。

ほとんどの人にとって
それは困ることではないが、
一部の人は
それを読むために
また勉強しなくてはならなくなり、
それが専門性を帯びてくるのだ。

果たして私が
古文書をよどみなく読める日がやってくるのか、
途中でやめてしまうのか、
それはまだわからぬところ。
しかしめんどくせえ。

はてさて常用漢字の話に戻るが、
昔常用されていたものと、
今常用しているものは違う。
当たり前。
マッチやライターが存在する時代に、
鑽(ひうちがね)
などという漢字は常用されるはずがない。
だから時代と共に
常用漢字も少しずつ変わっている。

漢字なんて
あって当然と思うかもしれないが、
実は漢字廃止論というのがあって、
ひらがなやカタカナだけにしろーとか、
ローマ字で全部かけーとか、
今となっては、
そんな馬鹿な、
と思えるような議論が
おおっぴらに言われることもあった。

漢字があるから
日本語を覚えるのが難しくなるんだ、
という話だが、
漢字があるのとないのとでは、
文章の読みやすさが違う。

いくらフォントや
スペースを埋め込んで工夫したって、
一旦漢字を覚えた人間からすれば、
使うのと使わないのとでは、
理解度は天と地の差だぞ。

そもそも
漢字廃止論を唱える奴らだって、
自分たちは
漢字を理解しているんだから、
もし仮名文字や
ローマ字で表現された
日本語を見れば、
頭の中で漢字に変換して
読むに決まっているのだ。
そのほうがわかりやすいんだから。

そこを無視して
日本語を表音文字だけで記そうなど、
荒唐無稽、笑止千万よ。
一部の老人は
自分の理解の中だけで完結させて、
次代の大勢の人間たちが
生まれてから死ぬまでの
人生に対する責任を軽んじているから困る。

はてさて、
それでは、
今使われている漢字たちは、
100年前に漢字を使っていた人たちにとって、
どう思われるのか、
彼らが使っていた漢字と
著しく変化を遂げた漢字は、
まさに彼らの気分を
打ちのめしてしまうほどの変化ではないかと、
問われてみれば、
ぐぬぬ、
いうことにもなるのであろうか。

あとあの人たち
行書とか草書使いすぎなんだけど、
どんだけやってんの?
江戸時代の識字率が
やたらめったら高かったとかいってたり、
実際農村に大量の古文書があったりして、
文字に親しんでいたんだろうが、
今そんなのを見てみると、
昔の人間の大概が
読めたはずの文書が、
今の自分に読めないっていうのは、
なんだか大変な屈辱に思えてきたりするね。

常用漢字の話から
脱線しっぱなしなんだけど、
何はともあれ、
常用漢字って気づいたら
どっか変わってたりして、
昔の漢字と今の漢字、
使われ方が変わったりするんだけど、
漢字さんには、
どうにかこうにか、
おかしな変化を遂げずに、
生き続けてもらいたいもんだと願う次第。

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以前に鳥取で大きな地震がありましたため、日本一危険な国宝とされるあれ、投入堂はしばらく見ることができないかと危ぶまれてましたが、実は今年の4月に開山されてたんですよね。危険ではありますが上がっていくと見晴らしはすばらしく、一見の価値はあるんではないかと思われますよ。私もちゃんとのぼったよ。

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