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三石由起子『「お受験」の内側―幼児教育の現場から』

別にお受験を考えているわけではなく、
なんとなく目に留まってちょっと読んだだけ。
2時間もかからなかったと思う。

私自身公立の学校にずっと通ったため、
小中学校でのお受験の感覚というのは、
理解できない。

見知らぬ世界を
知りたいと思うのは当然のこと。

お受験のイメージは
マスコミで報道される
レベルにしか得てないので、
いわゆるお受験ママの
怖い姿が思い浮かぶ。

ただ一方で、
理想的な家庭による
お受験もたくさんある。
低レベルなお受験ママは、
経済的にも精神的にも
低レベルなのである。
豊かな生活、
豊かな精神性を
持つ家庭で、
完璧なるお受験が
行われているという、
一般庶民たる私には
想像しえなかった、
経験しえなかった生活が、
そこにはある。

幼い子供に
ペーパーテストを課すというのは、
子供に過度な苦痛を
与えるように思えるが、
それは必ずしも
苦痛にばかりなりえない。

というのは、
そのペーパーテストを
クリアするための知識を得る過程にも、
非常に重大な価値を
持つからである。

たとえば知識を試す問題として、
日本の年中行事、植物、動物など、
ある問題が出題されるとする。
それを紙の上でだけ、
つまりただ単に
暗記するだけでは、
まったく面白くはない。

しかし、
幼い子供がより深く知識を
自分に定着させるために、
それを経験によって
身に着けてしまえばどうか。
ひな祭り、
端午の節句、
クリスマスほか
さまざまな行事を
きちんと家庭で意識して楽しみ、
外へ出て散歩の途中に
植物、昆虫を目にしては、
それらについて
親から説明を受け、
体で理解する。
また動物園、植物園、博物館などに行き、
楽しんで学ぶ。

このように親からの
最大限のサポートを受け、
互いに親密な
コミュニケーションをとりながら、
知識を深め、
人間性を高めていくことを
幼少期から行うということは、
子供にとって、
家族にとって
幸せなことである。

こうした体験への
エピソードが本書中に現れ、
子供の知識探究心を刺激し、
ペーパーテストを
楽しませることができるというのは、
まさに目からうろこであった。
そしてこのようなテストを作る学校側として、
まさにこのような人間味あふれた子供を
入れたいと望んでいる。

ただ本気でこういうことを実践できるのは、
年収2000万以上とか
そんな記述もあったので、
やっぱりこれ縁のない世界だなあ!
としみじみ思った。

しかしまあ、
学びという面で、
参考になる部分は
多くあると思う。
貴族の振る舞いは
一朝一夕でまねできないけど、
お金なくったって
散歩はできるし。
親はいろいろ教えるために
勉強しなきゃかもだけど。
お受験の準備だって、
子供に対する愛情表現として
使える家庭もあるのかも。
要は子供にかまってやるのが
大事ってことだろう。

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以前に鳥取で大きな地震がありましたため、日本一危険な国宝とされるあれ、投入堂はしばらく見ることができないかと危ぶまれてましたが、実は今年の4月に開山されてたんですよね。危険ではありますが上がっていくと見晴らしはすばらしく、一見の価値はあるんではないかと思われますよ。私もちゃんとのぼったよ。

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