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『神様のパズル』機本伸司

「じゃあ勉強は何なの? 何のためにしているの?」
「知りたいから」
「私もそうね。答えが知りたいからよ。」
「この宇宙についてですか?」
「いいえ、”自分”についてよ」

「”自分とは何か”――。前にも言ったかもしれないけど、私が本当に知りたいのは、そのことなの。自分の今かかえている問題を解決したいために、自分を取り巻く宇宙のことを調べているわけ」

「何故、物理なんですか?」
「世の中にはいろんな考え方があって、一つじゃない。けど物理は違う。ちゃんと一つの答えがある。今は分からなくても、必ず一つしかない答えに行き着くはず――」


実に哲学的な問いだが、
物理学はこれにどう答えられるのだろう。

喧嘩を売るわけではないが、
物理学がこれに答えるのは無理だと思う。

物理学というのは、
客観的にモノの現象などを
説明するだけであって、
人の気持ちを
満足させるような証明は、
ちょっと私には想像できない。

「一つの答え」が
望ましいものとも限らない。

宇宙だって分かってみると
味気ない事実が待っているかもしれない。

その始まりビッグバン説にしたって、
それが真実だったところで、
なんら私の心を満たしてくれるものではない。

もっとロマンある(?)見方として、
宇宙を創ったものを想定してみよう。

「彼」は私について
何を教えてくれるのだろう。
「彼」は私と何の関係があるのだろう。
人類あるいは私の主だと言おうと、
所詮は他者である。

そんなものに
私のことをしかじか言われたところで、
私はあんまり聞き入れてあげない、
と思うよ?

だから物理学で
自分探しは私には合わないかな。
どうやっても与えられる形でしか
見つかりそうにないし。

最終的に著者の言ってるのも、
こういうことなんじゃないの。
現実にあることは「保障」してくれるけど、
個々人について、
自分が何か、
どうするのか、
そんなのは物理学の扱うところじゃねえよって。

精神や魂なんかに
質量がどうとか
エネルギーがどうとか
ナンセンスでしょ。

最後、本の内容に少し。
天才学生が宇宙は作れるとか言うから、
どうするのかと思ったけど、
ちゃんと結着しててよかった。

専門知識なくても、
結構読めるから、
気楽に読めばいい。

難しい理論がぐだぐだ出るとこは
読み飛ばしても問題ない。

まあまあ面白かった。
表紙がラノベっぽい。
これラノベ?
どうでもいいか。
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