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布施英利『遠近法がわかれば絵画がわかる』ほか展覧会日記

遠近法(パース)について
一切の理解のない私に必要だった。
一回読んだだけで
わかったとはとても言い難いが、
ちょっとはましになった。

でもなんで
何も考えずに四角い箱を立体的に書こうとしたときに
いびつな物体ができあがるのかはわかった。
見えるままに物を書くのって難しい。

普通に良かった。
前半は。
後半は読むに値しない。
大学生の書いたレポートかっていうぐらい、
何言ってんのかよくわからない。
書くことがなくなって
勢いだけで紙幅を埋めていくスタイル。

もう他人の研究の引用まみれで、
人のふんどしで相撲をとってる状態。
人が直近の学会で発表したものを
別の人間が本で書いちゃうとか、
そんなんありなんか…?

本書内半分ぐらいで、
もう書くことないわとか自白した上で
本当にこのざまだと炎上もんじゃないですかね。

***********************

今回は本だけでなく、展覧会の感想つきとします。
・「花*flower*華」山種美術館
タイトルのフォントがおしゃれ。
内容は、
山種の企画展なので、
山種美術館の所蔵品に興味のある人向け。
18C後半から19C前半の
近代の日本画家中心かな。
タイトルはよかった。

・「MAKI-E 美の万華鏡展」東京富士美術館
初めて来た。
コレクションすごい。金持ち。
蒔絵を見に来たはずが、
常設展示の洋画に時間をかけすぎて、
蒔絵は最後までじっくり見られず閉館。

今話題のVRを使った
日本初の美術展示ということで、
それ目当て。
ゴーグルをつけたら、
蒔絵硯箱の中に入ってVR体験!
所要時間2分。
うん、微妙。
解像度低くなかったかな?

Vixenと組んで単眼鏡押し。
単眼鏡持ってるんだけど、
持ってくるの忘れた。
でも要所で単眼鏡おいてあったから使った。
きらっきらやね。
蒔絵の技法覚えられん。

・「雪村―奇想の誕生―」東京芸大美術館
「ゆきむら」ではなく「せっそん」です。
感動。
すばらしい。
図録買った。
まずキャプションのセンスがいい。
さすが芸大。
そこらの
小難しい本ばっかり
読んでる学芸員とは違う。

独断と偏見によると、
学芸員で文章うまい人
いないからね。
その点、
ガキの面倒見なきゃいけない
芸大はセンスも若い。

キャプションに小難しいことを
書いてはいけないと
よくわかってらっしゃる。
図録の中身は
小難しいことでいっぱいなので、
いつもガラスにへばりついて
物を見ないでキャプションばっかり読んでる
知識マニアは図録買いましょう。
そこで読んでいてはいけない。

雪村すげえ。
雪村こそ天才。
すっかり琳派が幅を利かせて、
光琳だの抱一だの其一だの
もてはやされるけど、
天才はその前にいた。
発想力・表現力が異次元。
琳派はその二番煎じじゃないか。
頑張って雪村を布教してください。

・「茶の湯」東京国立博物館
37年ぶりの茶の湯展。
次は生きてないから
今見るしかないですわ…。
相変わらず特別展は多い。
よく考えたら別に茶の湯興味ないし、
わざわざ激混みの中で
これ見る必要あるんだろうかと、
部屋に立ち入って数分で賢者モード。

地方に行けばいくらでも
ガラガラ状態で作品見放題だからね。
さて結局本気モードで
じろじろ見ていくんですけどもね。

なま馬蝗伴はじめてみた。
この面白ストーリーはすでに周知のことでしょうが、

足利義政(銀閣たてた人)が
ひびの入ったお気にの茶碗の
代わり欲しいって朝鮮に送ったら、
これよりええのはできまへん、
とホチキスみてえな鎹(かすがい)
バチーンと留めて帰ってきたとかいう
馬鹿にされたとしか思えないエピソード。
馬にとまった蝗(いなご)に見えるわ、
よし、ばこうはん! 
なんというポジティブシンキン…。
現物見たらこれ確かにきれい。
いい色してる。
でも私はやっぱり
当時の朝鮮人に舐められたとしか思えないよ。

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