03
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

名越康文『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』

一言でいうとタイトル詐欺。
死ぬとか生きるとか
そういう大層なテーマは基本的に扱わない。

著者は精神科医で、
本人いわく仏教の専門家ではないので、
深い知識はないとのこと。
しかし専門家ではないからこそ
優しいアドバイスができる。
そんな信念から書かれたらしい。

うむ、その信念は
私も少なからず持っているつもりなのでわかる。
ただこの内容のために
これほど仏教が前面に出される
必要があったかどうかは不明。

あれだ。
本屋さんに行って、
「心と身体」
みたいなテーマで
集まってる本の一角に
ありそうな感じの内容。

別に悪いというわけじゃない。
確かに参考になる部分はあったし、
その通りだと納得できる部分は多い。
しかしどっちかというと、
自身の精神科医としての経験のほうが
存分に生かされてて、
仏教的な話は後付けに聞こえてならない。
まず精神科医としての経験があって、
その経験から持った自分の知識に、
仏教的な用語や理論をくっつけてる感じ。

重ねて言うけど、
悪い内容の本じゃない。
割と面白いと思った。
でもなんか腑に落ちない。
掲げてる看板に違和感あり。

このまま終わったら印象悪いから、
これはいいと思う方法を書こう。

自分の心が怒りに染まってきたときに、
自分でその状態を実況すること。
「私は今怒ってます」
を繰り返せってね。
これ結構いいよ。

ちなみに私はこの方法、
読む前から知ってたけどね!

…実際たまに実践してるので、
効果はないこともない。
自分の怒りを少しは冷静にみられるよ。
ちょっと客観的になるだけで、
どうでもいいかって頭が冷えることもある。

吉田典史『ビジネス書の9割はゴーストライター』

業界では当たり前のことでも、
一般社会の人は
知らないことはたくさんある。
ゴーストライターなんて
まさにそうじゃないかと思った。

こういうことを
してる人がいることは
知られていても、
本当に
それを感じる
機会はあまりない。

「著者」として
名前があれば、
ふつうは
その人が書いたものだと考える。

でも実際は、
書いてあったように、
業界のさまざまな要因の中で、
ゴーストライターが存在せざるを得ず、
しかも
かなりの部分が
彼らに負っているにもかかわらず、
表に現れてこない存在。
異常だと思った。

ビジネス書が
大体おんなじような内容なのは、
こういうこともあるからなんだね。

あと経営者だとか、
コンサルタントだとかってのは、
バカな人が結構多いもんなんだね。

あとかなり気になったのが、
さらっと流されてるけど、
瀬戸内寂聴とか
河合隼雄は一緒に仕事して、
すごくいい人だったって
あるんだけど、
いいのか、ばらして?
まあこの人たちは
文章がまずいとかより、
単純に本の出しすぎで
時間ないってことだろうけど、
それにしてもがっかりなんだが。
このレベルがやってるなら、
もうやってない人探すのが困難。


※ゴーストライターの定義
ゴーストライターといっても
中身に差がある。
「聞き書き」という手法があって、
たとえば本人取材を10時間やって、
その内容をライターがまとめるので、
別に
その人の考えから
離れた思想が著されるわけではない。

ゴーストライターが
著述のすべてを担うように
勘違いされてはいけないので
念のため記す。

大体
ここではあくまで
感想を書くことを目的としているので、
あまり
本の内容自体に
触れるつもりはないというスタンス。

大事なこと
あんまりまとめすぎちゃうと、
それこそ本読まなくていいや、で、
売れなくなっちゃうかもしれないからね。
いやこのブログにそんな影響力はないけどね。
一応
尽くすべき
礼儀みたいなものはあるんじゃないかと。
ほら、
だからいつも小説だって私、
ネタバレしないように
気を付けてるでしょ?
独り言みたいになった。

プロフィール

bq69pd

Author:bq69pd
年が明けたと思ったらすでに春が来ていた。次の更新が夏にならないことをお祈り。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

Lc.ツリーカテゴリー

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム

FC2カウンター

リンク

RSSリンクの表示