05
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
28
29
30
31
   

前川修満(マエカワオサミツ)『決算書はここだけ読め!』

世の中経理担当の人ばかりではないけど、
なぜか簿記をはじめとする
会計に関する本は多い。
数字に強いというのは
なんとなく格好いいのか。
少しも理解できてないのは格好悪いのか。
簿記や決算書となるとやけに
「世界一やさしい~」を謳うイメージが強いけど、
この名前の付け方とか制限ないのか。

と、書いてみて
本当にたくさんの種類があるのかと思って検索したら
全部、山田真哉の本だった。

そういえば私は
女子高生会計士やら、
さおだけ屋やら、
食い逃げバイトやら、
読んでたんだった!!
別にファンじゃないよ、
ミーハーだよ。
これらの本は、
別に読まなくてもいいよ。

ちなみに簿記は3級(日商)です。

しかしながら
決算書はほとんど読めないダメっぷりです。
まあ3級とか誰でも取れるからね。
あってもなくても一緒だね。

そのような私が
このような本を手に取ったのは、
やはり格好つけでしょうな。
はたまたコンプレックスか。
まったく読めないで済ませておくことは、
わがプライドが許さなかった。
経済勉強してたことあったし…

そろそろ感想。
読む価値はあった。
流し読みで1時間ほど。
これだけサクッとしか読んでないのに、
ちゃんと理解した気にさせてくれたのですごい。

話の展開がうまい。
どういう説明が、
人の理解を阻んでしまっているかを、
自分自身の過去の失敗から理解しており、
きっちり初学者でも理解させるというところを
徹底しているのでわかりやすい。

もっと具体的にいうと、
徹底的に無駄な説明を省いている。
余計な知識が出てこない。
決算書の読み方で言えば、
営業利益だとか、
純利益だとか、
資産だ資本だとか、
大きい数字、
目立つ数字、
見るべき点は少数であるというところを
強調に強調を重ねる。
そのことしか言わない。

それぞれの細かい摘要が何を示すかなんて
もちろん説明しないし、
配当割合の計算とかも出す意味ない。
会計基準が変わるとかいう話も関係なし。

200ページある本だが、
実際に書かれている内容はほんのわずか。
中身がないと思われるだろうか、
いや、これでいい。
目的はなんなのか。
てっとり早く決算書を理解できればよい。
そしてそのわずかしかない内容で、
ちゃんとわかった気に私はなれた。
素晴らしい。   
どうせ物覚えがよくないから、
あんまりたくさん詰め込まれたって、
覚えきれるはずがない。
情報がたくさんあることは確かにお得。
しかし今、細やかな情報は求めていない。
スピードが問題だ。

本を読む目的は、
多くの情報を得ることもあるが、
何かをただわかった気になれればよいということもある。
そういう場合は、
その目的のためだけに、
使い捨てるように、
本を利用するということもできるのだと、
教えてくれる。

プロフィール

bq69pd

Author:bq69pd
以前に鳥取で大きな地震がありましたため、日本一危険な国宝とされるあれ、投入堂はしばらく見ることができないかと危ぶまれてましたが、実は今年の4月に開山されてたんですよね。危険ではありますが上がっていくと見晴らしはすばらしく、一見の価値はあるんではないかと思われますよ。私もちゃんとのぼったよ。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

Lc.ツリーカテゴリー

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム

FC2カウンター

リンク

RSSリンクの表示