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島村洋子『ザ・ピルグリム』

お遍路にいけば
悩みなんかすっきりさっぱりなくなるよ!
よし四国いこう!

いやそんな時間なかった。
そんな感じの今日この頃。

キリンを中心にいろんなところで、
いろんなことがおきて、
結局キリンに収束する。
こういう手法はよくあるパターンなのだろか。
前に読んだ恩田陸の『ドミノ』と同じやりかた。
どたばた劇ってやつか。
これ書くの大変なんだろうな、たぶん。
人多いし。
名前なんて覚えられない。
なんとなく読み進めてれば、
なんとなく分かってくる。

面白かった。
みんなが何かに気づいて成長していく。
お遍路を取り上げてることもあるから、
なおさらだ。

わざわざ四国一週しよう
なんていう人達だから、
何かしら秘めてるものが
あったりなどするわけだ。

それで遍路をはじめてみたら、
やたら親切にされちゃったり、
ほどよい疲労感が
ややこしいことを考えなくさせるのか
自分は遍路なんてやってる余裕が、
健康で、お金もちで、時間も
あるんだと気づけて
すっきりしてしまうものであるらしい。


果たして私は何でこの本を
手に取ったのかといえば、
ピルグリムになんか聞き覚えがあったという
ただそれだけのことで、
何だっけなあと思ってたら
本の中でちらっと出てきた。

メイフラワー号に乗って
アメリカ行った清教徒の連中だ。
ピルグリム・ファーザーズ。

イギリスで自分たちの信教が
認められなくなったから、
アメリカに渡って
植民地切り拓いたんだね。

幾多の困難に打ち勝ち、
不屈の精神をもって自由を勝ち取った、
といってみると
聞こえはいいけど、
現地住民にとっては
迷惑な話だ。

巡礼者というのは、
何かにすがって
頼ろうと思う気持ちがあって、
それはたとえば
自分の居場所というものだって
そうだろう。
それはとても大きいものだ。
自分がいられる場所。

それがほんとに
ただの土地開発になっちゃったら、
巡礼者にしちゃ
あんまりにも俗物的だなあとか
思ったりするけど、
お遍路をとおして
自分で気づくことで、
認識の変化だけで、
それが実現できるなら、
そりゃもう安上がりで、
なんとなく精神的で、
結構なことだなあ
って思った。


最近は読む本も軽ければ感想も軽いっていうね。

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bq69pd

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以前に鳥取で大きな地震がありましたため、日本一危険な国宝とされるあれ、投入堂はしばらく見ることができないかと危ぶまれてましたが、実は今年の4月に開山されてたんですよね。危険ではありますが上がっていくと見晴らしはすばらしく、一見の価値はあるんではないかと思われますよ。私もちゃんとのぼったよ。

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