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『反社会学講座』 パオロ・マッツァリーノ

久しぶりに読み直してみたがやはり面白い
統計を駆使していろんなことを分析しているが
ほとんどがネタみたいなものだ
しかし参考文献の量がすごい
彼は優れたエンターテイナーだと思う

ひとつ老人と学生や若者がルームシェアするという案はとてもいいと思った
そういうわけで両者の仲介をするビジネスなんてどうだろう
家を持ってる老人が登録をしておいて若者が入りたいところを選ぶ
若者のプロフィールを見てまず老人はその人と会うか決める
実際に会ってお互い納得できれば一緒に住んでみる

そうすれば著者も言ってるように
若者は節約できるし老人は孤独死を防げる
他にも色々あるけど基本みんなハッピー
いえーい

ロン・インサーナ『ウォール街でコーヒーブレイク』 古田実訳

内容はウォール街で金融に関わっている人々の生態を描いたもの
どうやら彼らは常に極端に暇か、極端に忙しいかのどちらかの状態にあるらしい

あんまり暇だからってゴキブリ食うか食わないかで賭けてみたり
あまりの忙しさに突然頭がおかしくなったり
彼らの職場は普通ではないということがわかった
そしてまた彼らのギャンブル好きも異常すぎると

読んだ後、ウォール街から遠く離れたこの地で
頭のおかしな連中がみんな地獄に落ちますようにと
少しの間だけ祈ることにした

日銀のCP買い?

CP(Commercial Paper) 約束手形
優良企業(大企業)が無担保で短期資金を調達するために利用
CPを売買してる市場がある

CPのメリットは?
銀行から借りるよりも低い金利で資金調達ができる


サブプライム問題以降、証券不信が広まった
CPも一応証券なので買い手が減る
仕方ないから大企業は銀行にお金を借りに行くようになる

これまでは頼んでも借りてくれなかった大企業が貸して欲しいと
頼んでくるようになって銀行にとっては喜ばしいことだ
しかし一方で中小企業への融資を減らすようになった
大企業が借りてくれるから中小企業に貸す必要がなくなったのである
大企業が銀行から借りればそれだけ銀行は中小企業への融資をどんどん切っていく
玉突きみたいなことが起きてしまうわけだ

このような事態を何とかせねばということで日銀はCPを買うことにした
しかし本来は日銀がCPを買うというのはまずいことだ
日銀がある会社のCPを買えば
みんなその会社のCPは安全だと思って
その会社のCPが大量に買われるようになる
そうなれば日銀がその会社に利益供与したことになってしまう
同様に株もダメ

だから日銀は金融政策として国債オペレーションを行う
相手が国なら誰も文句は言わないからである

じゃあ今回のCP買いはよかったの? ということになる
確かによいということはないだろうが
放っておけば中小企業が倒れてしまう
従って日銀は、大企業はCP、中小は銀行融資で資金調達できるよう
以前の形に戻すことのほうが重要だと判断したのだろう



追記

 この制度(日銀のCP買取)だけで…資金の目詰まりを解消できそうにない。というのは、融資が行き渡っていない中小や中堅企業は、業績や財務などに問題があるか、既に融資枠がいっぱいの会社がほとんどだからだ。(日経ビジネス2009年1月26日号)


今言われてる銀行の貸し渋りは
銀行よりも企業の側に問題があることが多いから
単に銀行が貸し渋りをしてるぞともいえないみたい

私も日銀がCPを買えばそれだけで
大企業から中小へ資金融資の流れが
シフトしていくと思っていたけれど
問題はそんなに単純でもないみたい
やっぱり経済は難しいね

『国家』 プラトン

1年ぐらいかけてじっくり読んだ
最初に手に取ったとき、2000年以上も昔に書かれたものが
自分の手の中にあると思うと
何か不思議な感じがして、震えたのを覚えている

もちろん内容はすばらしいものだ
最初はいくら論理で善が勝っていようと
現実的には悪であることの方が幸せなのではないか
そう思っていた

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『ヤクザマネー』 NHK「ヤクザマネー」取材班

ヤクザマネー、恐るべし…

読んだ後、脱力というかむなしいというか
ヤクザマネーがこんなに世間に蔓延しているとは
思ってもいなかったのでとても驚いた

日本の株式市場なんて簡単に操作できるんだよ
みたいなことを言ってるところなどちょっとショックだった

ベンチャー企業も大変なのは分かるけど
起業するというのは一つの大きな夢の実現だと思うので
経営者はヤクザには負けないでほしい
犯罪で稼いだ金で投資して、また犯罪資金、武器資金になるとかもう最悪だよね

共生者とかいうもともと銀行マンとか公認会計士のような金融のプロがヤクザの手伝いしてるとかいうのなんて
結局どんなとこでも一定の割合で最低な奴っているんだなと思った

それにしてもNHK取材班すごいね
よくこんなんできたよね
運が悪いと死んじゃったりするのかなぁ…

『図書室の海』 恩田陸

この人の小説は『ネバーランド』っていう
少年たちが寮生活でなんかいろんなことをしてた
まさに青春って感じの本しか読んだことがなくて
そのイメージで入ったので少し驚いた
やけにホラーが多くて人が死ぬ
まぁそれはいいんだけど途中でブツッと切れるようなのが多くて
えっ? ってなることが多かった
でも面白かったね

「国境の南」はどっかで聞いたような話だけどいいね
「オデュッセイア」もいい
結構好きなタイプかもしれない

ところで解説でものすごく気になったところがあるんだよね


ぼくはネタバレとかいうくだらないことで大騒ぎする馬鹿な人々がまったく理解できない、というか理解できるけれど浅はかでつまらない連中だと思う。


なんてことを言うんだよ…
思うのは勝手だけどそんなことここで書かなくてもいいだろうに
私はネタバレをものすごく気にする人間なので
これは気分悪い

どうせこの解説者はどっかの売れない作家なんだろと思って
軽くぐぐったらシンクタンクに勤めてて大量の翻訳をこなしてたりと
まぁご立派な方のようで…
ますます気分害したよちくしょう!

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年が明けたと思ったらすでに春が来ていた。次の更新が夏にならないことをお祈り。

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